期待値のとり方について、ちょっと語ってみます。
オンラインカジノにおいて、基本的にフッツーにプレイしていたら、そこにはハウスエッジというものがあるので、長期的にはやればやるほど負ける計算になります。
システムベット、いわゆるマーチンゲール法やモンテカルロ法やパーレーなど、どんな賭け方をしていても、最終的には絶対にハウスエッジにより負けます。
ハウスエッジとは、確率的に賭けた金額に比してカジノ側(ハウス)が有利な割合のことを指します。
例えば、ルーレットを例に見ましょう。
ルーレットは、赤に賭けても黒に賭けてもオッズは2倍です。
ですが、緑色のマス「0」に落ちると、赤に賭けていても黒に賭けていても負けることになります。
確率でいうと「赤に落ちる確率は18/37(約48.65%)なのに、ペイアウトは36/18(200%)しかない」ことになります。
したがって、この場合のハウスエッジは「約2.7%」と表されます。
しかし、あらゆるギャンブルに存在するこの「ハウスエッジ」を覆せるものが、オンラインカジノだけにはあります。
それはなにかというと、各カジノが展開しているプロモーションです。
要は、集客用にカジノ側が客に有利になる(こともある)プロモーションを展開するわけです。
例えば、初回登録した際には、最初の入金100ドルにつき、100ドルの「ボーナス」というものがもらえたりします。
ところが昨今、このプロモーションも一筋縄ではいかないもので、プロモーションのくせに、普通にプレイしていたのでは、きっちり客が負けるようにできているんです。
なぜなら、この「ボーナス」をもらうと、残高を引き出すためには「賭け条件」というものが発生して、これをクリアしないと引き出すことができないというルールがあるからです。
では、それの「賭け条件」とはなんなのか、というのを検証しましょう。
これは、例えば、「指定されたゲームで、付与されたボーナスの40倍をベットしないと、引き出すことができない」というものが、「賭け条件」というものです。
これを簡単に計算してみましょう。
仮に入金100ドル、ボーナス100ドル、賭け条件が40倍、ゲームのハウスエッジが4%だとします。
すると、理論的にこのプロモーションを淡々とクリアすると、
ボーナス100ドル×40倍×ハウスエッジ4%=損失160ドル
入金100ドル+ボーナス100ドル-損失160ドル=最終残高40ドル
ということになり、つまり、100ドル入金して100ドルボーナスもらったのに、理論的な最終残高は40ドルしか残らない、つまり60ドルプレイヤーが負けることになるわけです。
しかし、この数字はあくまでも仮定なので、プロモーションやカジノによっては、どの項目も変わってきます。
なので、ものによっては、「入金100ドルでボーナス200ドル、賭け条件は20倍、賭け対象ゲームはブラックジャックも可」というルールものがあった場合、
親を質に入れてもこのプロモーションに参加する価値がある
ということになります(^ω^)
まあ、つまり。
そんな甘いプロモーションは、もはや世界のどこを探してもありません、、、。
しかし。
実はクソ辛いプロモーションでも、期待値を出すことができることがあります。
それが「ボーナスアビューザー」のやりかたです。
続きはまた(^ω^)